WordPressでサイトのサーバー移行やphp、設定ファイルの修正を行うと、記述ミスなどでサイトにエラー表示が表示されたり、一部機能が使えなくなるなどの場面に遭遇することがあります。これから初めて公開するサイトであれば問題ないですが、既存サイトの移行、修正でこのようなエラーが表示されるのは出来れば避けたいです。
そのエラーにはさまざまな種類があり、エラー内容で検索すれば解決することが多いです。
その中でも今回は、投稿や固定ページで「更新に失敗しました。 返答が正しい JSON レスポンスではありません」というエラーが表示された場合の対処方法について説明させていただきます。
投稿や固定ページ更新時にJSONレスポンスのエラーが発生した時にやること
このエラーが表示されたとき、原因はいくつか考えられますが、1つに特定することは難しいと思います。そのため、考えられる対処法を一つずつ潰していくことが良いと思います。その対処法については下記の通りです。
- ブラウザのキャッシュクリアを行う
- 管理画面からパーマリンクを空更新する
- 一度ログアウトし再度ログインする
- .htaccessの修正
上記の対処法の中でも、上3つはすぐにできる方法なので説明は省きます。
.htaccessは記述次第で他のエラーが発生する可能性があるので、詳細を説明していきます。
.htaccessの作成・修正を行う
FTPに接続し、WordPressのある階層を開きます。
上の画像のように、WordPressをインストールした階層に「.htaccess」というファイルがあるか確認します。ある場合はローカル(PC内のフォルダ)にデータをコピーし、無ければ、メモ帳またはテキストエディタで作成します。
ここでは、.htaccessが無かった場合で説明していきます。
.htaccessがFTPにない場合、管理画面の「設定」→「パーマリンク」を開くとページ下部に、.htaccessに必要な記述が表示されます。
この「リライトルール」内にある記述をすべてコピーし、新規で作成したメモ帳またはテキストエディタのファイルに貼り付けて「.htaccess」という名前で保存します。(※メモ帳の場合は、ファイル形式をすべてのファイルにしてください。)
保存したファイルを先ほどのWordPressをインストールした階層にアップロードして完了になります。※すでに「.htaccess」ファイルがある場合もこの部分の記述に間違いが無いか確認してください。
まとめ
WordPressのエラーの中には、いくつもある対処法を一つずつ潰していかなければならないものが多くあります。同じ場面に直面した方の参考になれば幸いです。